活着を期待して流木の隙間にミクロソリウムを入れてみたり。
コーナーパワーフィルターのろ材を増やすためにカートリッジを取り外してみたり。
コーナーパワーフィルターのろ材まわりを弄った時に、ついでに水の排出方法を
普通のシャワーにしてみました。
タコ足排出にしたりエアレーションにしたり、このへんは結構弄っちゃってて
魚さんたちにはいつも迷惑かけてます…
しかし、ちょっとした発見がありました。
コーナーパワーフィルターから出すシャワーは左から右の表層付近を最大の勢いで
流しています。
水面からはあまり高さをつけずに、すこしエアーを巻き込ませてエアレーションする程度。
これでも結構細かい気泡が出るし、音も小川のせせらぎ程度で済みます。
表層付近を流れる強い水流は、反対面までいくと表層あたりでは水槽奥と水槽手前に
反転する水流ができています。
それ以外に沈み込む水流もできるわけです。
表層付近の水流はまたシャワー側に戻って反転してぐるぐるまわります。
沈み込んだ水流は、底付近をまわってシャワー方向へ流れていきます。
今まではあんまり水流考えていなかったのですが、もしかすると今の水流が
一番魚が居心地がよい水流かと思いました。
理由はこちらの写真。
これ、暗い時間でまだ魚がお休みモードなんだと思いますが、ほとんどの魚が
同じ方向を向いているのです。
(アエネウス1匹奇行種がいますので彼はいません)
当然といえば当然なんですが、今までの水流の作り方ではこういう状態は
ほとんどありえませんでした。
私の推測ですが、さかなたちにとってたぶんいちばん『楽』なんだと思います。
テトラは比較的泳ぐ魚なので流れに強いと言われていますし、コリドラスも水流を好むと言われています。
テトラにしてみれば、そこまで強い水流ではないから、楽なレベルの泳ぎをしていれば
酸素が混ざった水が流れてきて呼吸もできる。
コリドラスにしても底付近にとどまっていれば良い水が流れてくる。
勝手に水が流れてくれば、エラのフタをパクパクさせなくても呼吸ができます。
私が前からフィルターを横においていたのは、実はその辺のことで自分なりに疑問がありました。
テトラに関しては少なくてもそうなのですが、外掛けフィルターを置く場所を長方形の
長い面にとっています。
他のメーカーでもたいがいそうなっています。
でもそれって不自然な流れしか作れないんじゃないかな…?と思っていました。
一番短い面で流れを作って、両サイドに反転流の渦を作っている感じになると思います。
さらに外掛けフィルターは斜め下に水流が流れます。
想像以上に流れが複雑だと思うんです。
正直、長方形の短い面に設置しても流れが読めませんでした。
魚が生きている場所は、川や湖、または海。
川は止水はほとんどありませんが、障害物周りの流れのたわみなどはあります。
湖は止水か流れ込みからの水流かどちらか。
海は潮の流れがあります。
上記3パターンの生息域で、ぐるぐるまわる水流しかないところなんて存在しないと思うんです。
流れ込みの前に障害物があったとしても、完全に流れを遮るものはないと思うので
ぐるぐる回る流れだけになることはないでしょうし、流れが当たっていれば自然の障害物なら
形を変えていくと思います。
そういう意味で、今メーカーが販売モデルとしている水槽セットの形ってあまりに不自然な気がしました…
私も少しだけ水産業に関わったことがありますが、養殖のいけすはたいがい長い長方形で
短い面で水流起こしているところなんて見たことありません。
長さを活かしてそこに水流を作って、その水流を魚は泳いでいました。
水草とか色々駆使してネイチャーアクアリウムもいいんですが、魚がお飾りに
されているような気もします…
魚も自然で生きているのだから、そこも含めたネイチャーアクアリウムっていうのも
大事かな?と思います。
ラプラタサンドの底床にドジョウ入れてた人間がいうのもどうかと思いますが…(´・ω・`)
この考え方が正しいかどうかは、今後の魚の成長、状態で見えてくると思います。
しばらく横からの流れでやってみたいと思います。
グリーンネオンさんが綺麗に見えるっていうのもありますし。
正面反対側にフィルターついてると、ケツ向けて泳いでる姿しか見えませんから…
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