それでも辛抱強くやっていればクリルから人工飼料についてくれるように
なるという声もあります。
今はSサイズのアカヒレと冷凍アカムシをあげています。
どちらもとても嗜好性抜群で、お腹がすけばフィーダーカップをチラチラ見ながら
水槽の外にいる私にアピールすることもあります。
別にずっと冷凍アカムシを与えてもいいのですが、やっぱり食べ残しが多いので
掃除の際にボチボチ食べかすが底床から出てきています。
なので、もう少し食べ残しをすくなくするため、人工飼料に餌付いてもらういたいと
思いました。
今回は、オクトゼニスのプレデター(小粒)をまず試してみることにしました。
本来はアロワナ用のエサなので、浮上性のエサです。
とりあえずセネガルスは何も気にせずに口に入れてくれました。
こいつはなんでもいいのかもしれません…
食欲旺盛なのはいいことなので、良しとしますが。
そしてレオパードクテノポマは…
見向きもしません。
何かが浮いているなぁ…という感じで眺めるだけです…
やっぱりそう簡単にはいかないなぁ…と思い、浮かぶエサをセネガルスが
貪るのを待っていました。
そして、セネガルスが貪りに来ました。
セネガルスは見ている感じだと、エサ探しにメインで使っている器官は
鼻のような気がします。
アカムシを食べている様を見ていると、鼻先で探して捕食しているように見えます。
ただ、メダカなど魚を捕食するときは鼻だけではなかなか難しいと思うので
側線などで魚の位置を把握していると思われます。
そして、セネガルスはたぶんかなりの近眼です。
エサの捕捉も近くにきたものの方向を確認する程度でしか使っていなさそうです。
なかなか文章にするのが難しいのですが…
簡単にいうと、視覚だよりではなく、その他器官を頼りに生きているようです。
驚くときも、視覚的な驚きはあまりしてなさそうで、どちらかというと振動とかのほうが
驚きます。
エサを探すセネガルス。暗くて見づらいですが、鼻をこすりつけるように地面を探し回ります。
話がだいぶ脱線してしまいましたが…
エサを貪りに来たセネガルスを、傍らでレオクテは見ていました。
そして、セネガルスが捕食行動をとったその直後…
レオクテも捕食行動をとりました!
しかし、すぐに吐き出しましたorz
しかし、これでレオクテとセネガルスの捕食行動の違いがはっきりしました。
レオパードクテノポマはほぼ視覚で捕食行動をします。
飼っていてちょいちょい感じていたのですが、アイコンタクトというか
目で訴えることが多いんですよね、レオパードクテノポマは。
そして、同居人のセネガルスの行動もよく見ているということがよくわかりました。
同じものを食べていることは認識しているようで、セネガルスが食べたものなら
自分にとってもエサだと思い、捕食行動をとった、けどなんか違う…と思って吐き出す…
そんな感じだと思いました。
我が家には幸い、水草水槽に同じアナバス系のレッドハニーグラミーもいます。
レッドハニーグラミーはとても頭がいいと感じていました。
そして図太いw
水槽に手を入れても物怖じせずにパクパク食いついてくる魚は初めてでしたw
そしてグラミー全般なのかもしれませんが、胸鰭で何か会話しているかのような
やりとりを仲間とするのです。
同じ系統に所属するクテノポマも、おそらく頭がいいと思います。
ただ、グラミーと比べるとかなり繊細で神経質です。
エサを貪るばかりのセネガルスとは違い、視覚からの情報を整理して
行動できているように思います。
とりあえず、人工飼料餌付け第一弾は失敗したのですが、得られたものは
十分にあると思いました。
混泳させていることがいい方向に向かうような気がします。
この仲良し状態のセネガルスとレオクテをうまく使い、セネガルスに
人工飼料を貪ってもらい、その様を何回も見せて人工飼料を口に入れさせ
食べれるものだと認識してもらえるまで続けるのが、人工飼料餌付け成功の近道かと思います。
レオパードクテノポマは、同種は同居させないほうがいいようですが、うまく同居できる
他魚種は混泳させたほうがいいことが多そうな気がします。
でもお口に収まってしまうほど大きくなってしまったエンドリケリーなどは問題外だと思いますが…
エサのアプローチを変えつつ、これから人工飼料餌付けを続けていこうと思います。
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