薬浴を終えて一安心していたのですが、昨晩異変に気が付きました。
白濁というか、白い小さな塊がよく浮いているのです。
しかもシャワーにまぎれて出てきているようで、排出口付近を塊がちょいちょい舞っています。
水換えしとけばいいかな?程度でしか考えていませんでした。
しかし、事は夜になったら始まりました…
照明を暗い照明だけで鑑賞していたのですが、コリドラスの水面呼吸の頻度が
ちょっと多いな…と思い、シャワーを強くしてもう少し空気が混ざるようにしました。
しかし、コリドラスはその後も変わらず水面呼吸を繰り返しています。
そして、グリーンネオンも水面で空気を取り込もうとするような仕草をし始めました…
これはやばいと思い、エアストーンでエアレーションを入れたのですが、コリドラスの
水面呼吸の頻度も変わらず、グリーンネオンに関しては底に張り付いて動かないような
状態になってしまいました。
何かが起こっている…
実は薄々感じていたことがあって、先日オトシンクルスを迎え入れた後に
昆布を入れていたのですが、それ以降苔の成長が激しいというか、白い膜のようなものが
水草に目立ち、ガラス面には長い苔が1日で生えたりしていました。
そして、気になるのがシャワーから出てくる白い塊。
推測したところ、底面フィルターあたりで何かが起こっているような気がしました。
明日は朝から予定があるし、魚達が今晩乗り越えられるかわからない。
急遽、底面フィルターの確認を実施するため、生体を全部バケツへ移動し確認することを決意。
まずはシャワーからプロホースで水を抜いてみたのですが、白濁したものが出てきます。
意を決し、水を全部抜いてみました。
抜いた水は一度AT-30で物理濾過をかけておいておきます。
水槽内に少し残った水で水槽をかき回してみると、えらく白濁します。
水が真っ白になりました。
原因は、底砂。大磯砂が白いものを纏っているようでした。
とにかくこれじゃどうにもならないので、大磯砂の洗浄をすることに。
ひとしきりバケツへ移し、水道水で洗います。
白濁ははじめのほうでとれたのですが、その後いくら洗っても薄い濁りが残る状態。
20回くらいもみ洗いなどを色々試して洗ったのですが、それでも薄い濁りは残る。
仕方ないので、ある程度のところで折り合いをつけて真水で洗浄し、水槽に入れました。
抜いた飼育水も、この白濁が混ざっている可能性があるので、すべて廃棄。
エーハイム4in1を使ってすべての水作りをし、水の全取替をしました。
こんな大事になるとは思ってもいませんでした…
当然、魚たちには大きな負担になると思ったのですが、汚れた死に水よりは
まだマシかと思い、決行することに。
水槽もメラミンスポンジを使って内部を掃除し、底床、水入れ、水草植えをすませて
コーナーパワーフィルターを動かしたところで魚達を入れていきます。
温度だけはあわせていたのですが、それでも入れた直後は魚はほとんど動かず…
コリドラスに関しては、大暴れもしたり…
ですが、これ以上できることがなかったので、まずはこの状態で一晩過ごしてもらいました。
そして今朝、グリーンネオンは底べったりでしたが、コリドラスはいつもと同じモフモフしています。
餌を上げてみると、コリドラスもグリーンネオンも食べてくれ、一安心…
エビも落ちている様子はなく、オトシンも葉っぱハミハミしてるので、大丈夫そうでした。
とりあえずひと山越えた感じです…
なんでこんなことが起こったのか…
おそらく水槽内が富栄養化されたことによるものだと思っています。
そしてその原因は、水草用の栄養剤ではないかと思っています。
だって、白い粘土状のものってそれしかないので…
入れすぎだったのか、そもそも大磯砂で使わないほうがよかったのか…
よくわかりませんが、今はもう入れていません。
これで水草が枯れてしまっても仕方ないと割り切ろうと思います。
突然の水槽崩壊…焦りましたね…
いい経験をさせてもらいました。
となりの30cm水槽は安定しているんですよね…
生体が多いとバランスとるのも難しい、ということですね。
反省します。
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